原産地
イギリス

由来と歴史
ペンブロークの起源には諸説がありますが、一般的には10世紀に遡ると言われています。
 スピッツ系の血統であることは明らかで、バルハウンド、又は、バイキングがペンブローク州に持ち込んだ、スウェーディッシュ キャトルドッグ、あるいはフランダースの織工がウェールズに持ち込んだ今日のシッパーキやポメラニアンの祖先のいずれであるかは定かではありません。
しかし、私達が知るペンブロークが確立するのに重要な役割を果たしました。
 ウェールズの所有者が犬を「Corgi(小人の犬)」と名付け、カーディガン州の類似した犬と区別するためにPembrokeと付け足しました。
 Corgiは1920年大にイギリスにて純血種として認められましたが、ペンブローク州とカーディガン州のコーギーが英国のケンネルクラブに異なった2つの犬種として認められたのは、1934年のことです。
 1930年代初期、イギリス王室がPembrokeを飼い始め、イギリスでの人気が沸騰しました。
同じ頃、アメリカに最初のペンブロークが持ち込まれ、1934年にはアメリカケンネルクラブ(AKC)で承認されました。しかし一般的に受け入れられたのは約30年後のことでした。

コーギーのスタンダード
ウェルシュコーギーペンブローク犬種標準新図解教本より抜粋
*スタンダードはこの他にも多くの細かい規定がありますが、書ききれないため、その中から特に一般的なものを一部抜粋しています。
スタンダードはこの他にも多くの細かい規定がありますが、書ききれないため、
その中から特に一般的なものを一部抜粋しています。
全体的外観 体高が低く、強く逞しく、活動的。小さな体だが、質感があり、持久力を感じさせる。
牧牛犬であるコーギーには、仕事に適応した外見と、仕事をこなす熱意と忍耐力が必要だった。
過度な体高の低さ、骨格の太さは、あか抜けず、特徴が誇張されすぎる。
また、骨格が細すぎて華奢に見えてもいけない。


−正しい外観−
第1に重要なのは正しい骨格(バランスや輪郭も含む)、頭部の美しさ、知的な外見、
好ましいテンパラメント(気質)です。
オスはあか抜けて、しかもオスらしく、メスは華奢すぎず、しかもメスらしい事。

性格 心優しい、知的で精力的で自信に満ち溢れた小さな犬で、人によくなつく。
また物怖じせず悪意が無い。
慣れない状況で、最初は警戒心を見せるが、必要なら躊躇せずに動き出す。
これは小心で悪意のある犬では出来ない行動である。
サイズと骨格 正しい骨格とサブスタンス(質感)を持つ中型サイズ
体高:25.4cm〜30.48cm
体重:♂・・・13.6Kg  ♀・・・12.7Kg
明らかにオーバーサイズ及び小型のトィタイプの個体は好ましくない。骨格、骨量共に適度な犬が好まれる。
頭部と頭蓋 頭部は形状、及び外見がキツネのようだがその表情にずるさはない。キツネの表情とは異なる。
頭蓋はかなり幅広で、両耳の間は平ら。
また、ストップ(両眼の間にあるくぼみ)は程よく見られ、両目の下は骨ばっていない。
唇は色が黒く、きつく閉じ、膨らみはほとんど無い。
歯は健全でシザーズ・バイト(はさみのようなか見合わせで、上の門歯の内側が、下の門歯の外側に触れる))。レベルバイト(上と下の歯の先端が合っている)は可。
アンダーショットバイト・オーバーショットバイトは重大な欠点。
直立し、中くらいの大きさで、しっかりと立ち、先細で丸みを持つ。耳はよく動き、音に敏感に反応する。 
耳のサイズと位置は鼻先から通って耳先まで引いた2つの線とその先端を結ぶ線はほぼ正三角形となる。
眼球は丸く、瞼は真ん中で広く、両脇に細くなり、楕円型。睡膜があってはいけません。
目はやや斜めに傾き、牧羊犬に必要な周辺視覚に優れています。
目色は茶系統で、被毛に調和する事。目縁は暗色で黒が望ましい。
全体的なバランスと釣り合う十分な長さがあり、わずかに曲線を描いて肩に繋がる。
短い首は重い印象を与える。
長く細い、または羊のような首は欠点。
トップライン(背線) トップラインは水平でしっかりしており、臀部に向かって上がったり下がったりしてはいけない。
首周りの重い毛とボディの短い毛が肩の後で重なり、わずかな窪みができるのは可。
ボディー 胸部は十分に発達し、やや卵型で適度に長さがある。前脚の間に低く位置する。
体高が低過ぎる場合は自由な動きを妨げるので減点となる。
ボディは上から見てわずかに腰に向かって細くなる。
腰は短い。丸い胸郭、扁平な胸郭、胸の深さの欠如、極端な長さ、短いボディなどは好ましくない。
前脚部 短く、上腕がわずかに内側に向いている。両脚首の間の距離は両肩関節の間の距離よりも
狭いため、前脚は真っ直ぐにはならない。
前足 足の形は楕円型。中央に2本、外側の2本よりやや長めの指がある。
指は内側にも外側にも向かない。パッドは強く、側面から見ると、足はアーチを描く。
爪は短い。前脚後脚の狼爪は通常除去する。
後脚部 骨が太く強く柔軟で、スタイフル(後膝関節)とホック(飛節、かかと関節)には
それぞれほどよい角度がある。ありすぎるのも少なすぎるのも欠点。
陥没しないようにできるだけ短く断尾する。
たまに尾が短く生まれる子犬もいるが、十分短ければそのままでも良い。
尾は2cm(5.1cm)までは許されるが、付き位置が高い場合、トップラインを損なう恐れがある。
コート(被毛) コートは中くらいの長さで、短く密な全天候型のアンダーコート(下毛)に
アンダーコートより粗めで長いオーバーコート(上毛)から成る。
毛の長さは部位によって異なり、首周り、胸、肩の毛は蜜で長めである。
頭の毛、耳の後の毛、足の前側の毛は短く、首周りのカラー(えりまき)部分と
肩の後の妖精のサドル部はやや長めです。
毛色 オーバーコート(上毛)は単色、またはシェードのある単色で、レッド、セーブル、フォーン、
ブラック&タン(白のマーキングはあってもなくても良い)がある。
白のマーキングは、脚部、胸、首(一部または首周り全体)、マズル、腹部、頭部の狭いブレーズ部分に可。
歩様 動きは自由で滑らかである。前脚を高く上げすぎないで前方に十分踏み出すことで、後脚の蹴りと調和する。
長さのある自由な歩様は正しい肩と良くフィットした肘関節から生まれる。
前方から見て、脚は正確に平行な平面を動くわけではなく、脚の短さと胸の幅を補うため、わずかに内側に入る。
後脚は十分に蹴って前脚のたどるライン上を動く。ホック(飛節)は中に入っても外に出てもいけない。
非常に重要な欠点 *ホワイトリー;ボディカラーが白で、レッドや暗色のマーキングがある。
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ブルーイー:コートの色にはっきりと青色やくすんだ色が混ざる。
この色のコートの場合、極端に明るい目や青い目、暗紅色やグレーのアイライン、鼻、唇になることが多い。
ミスマークの範囲 キ甲部(背中の肩甲骨間の隆起の上のもっとも高い点)と尾の間の背面、後脚部背部、耳に白が入ってはいけない。
白のマーキングが入ったトライの黒のコートに、タンが入らない場合もミスマーク。